ETF・投資信託の実質コストって知っていますか?

NISA

こんばんわ、ともやんです!

投資信託を選ぶとき、信託報酬だけを見ていませんか?

実は、投資信託には「実質コスト(隠れコスト)」というものが存在します。

今回は、NISAで人気のオルカン(全世界株式インデックスファンド)を題材に、代表的なファンド3種類を比較してみました。

現状、一番信託報酬が安いのは「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス」で0.0561%です。

しかし、この商品は実質コストが0.10%であるため、0.04%程度の隠れコストがあることがわかります。

次に、一番人気の「eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)」は信託報酬が0.05775%ですが、実質コストは0.08%となり、楽天オルカンよりコストが安いです。

ただし、楽天プラスシリーズはポイントバックがあるので、後ほど紹介します。

最後に、実質コストから見て一番安い商品を紹介します。

それが「はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)」で、信託報酬は0.05775%と、変わりなしです。

ただし、実質コストは0.07%で一番手数料が安い商品となります。

というか、0.07%は安すぎです・・・。

野村アセットマネジメントが運用していますが、スリーゼロという手数料が全くかからない商品があったり面白い商品が多いんですよね。

(ただし、後日紹介しますがトラッキングエラーには要注意です)

長期的に見てどれがいいか?

正直どれでもOKです。

ただ、決めきれないという方には実質コストの安いものにしておくのもありです。

結論は、はじめてのNISAが最安です。

考慮するべきは流動性ですが、純資産は800億円程度で全く問題ありません。

ファンド名信託報酬実質コストPバック
はじめてのNISA・全世界株式0.05775%0.07%0.0175%
eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)0.05775%0.08%0.0175%
楽天・全世界株式インデックス(楽天プラス)0.0561%0.10%0.017%

当然ですが、他の投資信託にも隠れコストが存在します。

指標の動きを目指すインデックス投資はコストが安い方が絶対いいです。

実質コストは目論見書の一番下部に記載がありますので、

信託報酬だけで判断せず、目論見書を最後まで読むようにしましょう。

ちなみにですが、実質コストはあくまで実績値で、

今年低いから来年も同じ水準だとはならないので、その点は注意が必要です。

次回はS&P500ファンド編です!

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