こんばんわ、ともやんです。
ここ数日、株クラのタイムラインが決算の話題で一気に賑やかになっていますね。7月14日には米国のメガバンク5行が揃って決算を発表し、明日7月16日にはいよいよTSMCの決算発表も控えています。「決算シーズン」という言葉を聞くと個別株の話に思われがちですが、今日はあえてそこには触れず、この2つの決算から見えてくる「市場全体の地合い」の話をしたいと思います。なお、私がNISAの積立に使っているのは松井証券
です(詳しくは記事後半で)。
米メガバンク5行、そろって好決算
7月14日、JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、ウェルズ・ファーゴという米国を代表する5つの銀行が同日に決算を発表しました。5行合計の純利益は約490億ドルと前年同期から約4割の増益。しかも5行そろって株式トレーディング部門の収益が好調だったとのことです。背景として挙げられているのが、SpaceXのIPOに絡む引受手数料や、地政学リスクの高まりによる市場のボラティリティ増加です。
個別の銘柄がどうという話ではなく、ここで注目したいのは「米国の金融セクター全体が、想定以上に体力を持っている」という点がデータとして示されたことです。金融セクターは経済全体の血流のような存在なので、ここが弱っていないというのは地味に重要なシグナルだと私は思っています。
TSMC決算(7/16)は「AI需要は本物か」を測る決算
そして明日7月16日、台北にてTSMCの第2四半期決算説明会が開催されます(日本時間では16日の午後3時スタート予定です)。すでに事前開示された6月の売上高は前年同月比67.9%増と、単月として過去最高を更新。4〜6月期の売上高も前年同期比36%増、上半期累計でも前年同期比35%を超える伸びとなっており、AI関連需要の強さを裏付ける数字が並んでいます。
ちなみにTSMCの6月売上高は、例年なら夏場の需要軟化で前月比マイナスになるのが恒例でしたが、今年は前月比プラスとそのパターンを打ち破っています。先日のサマーラリーと夏枯れの記事で書いた「夏枯れはあまり当てにならない」という話とも符合しますね。
TSMCはNVIDIAやAppleをはじめとする世界中のファブレス企業からチップ製造を受託しており、AI半導体需要の「最前線」に立つ企業です。そのため今回の決算は、1社の業績報告という枠を超えて「AI投資サイクルはまだ続くのか」を市場全体が占う材料として注目されています。TSMCの高性能コンピューティング部門の動向は、オルカンやNASDAQ100の主力を占めるメガテック企業の業績にも直結してくる話なので、インデックス投資家にとっても無関係ではありません。
金融も半導体も、同じ追い風の中にいる
メガバンクの好決算とTSMCへの高い期待、この2つは一見バラバラの業界の話に見えますが、根っこには「金融市場の体力」と「AI投資サイクルの継続」という共通のテーマがあります。どちらも個別企業がすごいという話ではなく、市場全体を押し上げる地合いがまだ生きている、という客観的な事実として捉えるのが良いと思っています。
だからこそ、NISAは”今”始めるのが一番
こういう強い決算が続くタイミングを見ると、「もう十分上がったから今から始めても遅いのでは」と感じる方も多いと思います。でも、後から振り返ると「あの時が一番良いタイミングだった」というのは、投資の世界ではよくある話です。相場の地合いが強い時期に様子見をしている間にも、インデックスは淡々と積み上がっていきます。
私自身、オルカンとNASDAQ100を軸に「航路を守る」というスタンスで積立を続けていますが、これは決算が良くても悪くても変わりません。ただ、今回のような客観的なデータが揃うタイミングは、「まだ始めていない」という方の背中を押す材料にはなると思います。始めるタイミングに完璧な正解はありませんが、少なくとも「今日から始めた人」が一番早いスタートを切れることだけは間違いありません。
NISA口座をこれから開設するという方は、証券会社選びで迷うかもしれません。目安としては、投信をじっくり長く持ち続けたい人やiDeCoも併用したい人には、iDeCoの投信保有でもポイントが貯まる唯一の松井証券
。これから新しく始める人には、オリコン顧客満足度NISA部門で3年連続総合1位の楽天証券が使いやすいという印象を持っています。それぞれの特徴はまた別の記事で詳しく整理しますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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